小さい子どもがいたら、どこでセックスする?
今回のお悩み
2歳の子どもを挟む形で、夫と川の字で寝ているので、産後ずっとセックスレスです。
夫と仲は悪くないのですが、子どもがいると落ち着けず、「みんなどこでセックスをしてるの?」と気になります。
したい気持ちはあるのに、きっかけも場所もなく困っています。
寝室を分けるという手もありますが、少し寂しく思ってしまいます。
(33歳女性)
専門家からの回答
OliviA ラブライフアドバイザー
大学時代よりセクシュアリティ研究に携わり、20年以上・5,000組超のカップルを支援。日本・台湾で書籍出版、メディア出演多数。セックスレス・性交痛・オーガズムなど「愛はあるのにうまくいかない」関係の再構築を専門とし、独自メソッド「LOVEもみ」を提唱。著書・講座・カウンセリングで、ふたりの「もっと分かり合いたい」を一緒に叶えている。 https://olivia-catmint.com
関連記事を見る編集部からの回答
青柳 理沙 TENGAヘルスケア社員
平成5年生まれ。妊活中にTENGAヘルスケアが展開する妊活サポートアイテムに出会ったことがきっかけで、2025年に株式会社TENGAへ入社、以来irohaヘルスケアの製品・PR企画を担当。
関連記事を見る寝室を分けたらセックス再開できるとは限らない
すごく分かります!私もずっと、「愛情がないわけじゃないのに、子どもがいるとどこでするの?」と思っていました。
うちはもともと夫婦別寝室なので、子どもが寝た後に夫の部屋に行くことができました。ただ、セックスをするのは簡単じゃなかったです。
夜中に起きて追いかけてくる日もあるし、添い寝じゃないと寝てくれない時期も長くて、正直、全然うまくいかない時期のほうが長かったです。
セックスをするをゴールにせず、小さいところから
最近になって、子ども(2歳)が最初の寝入りだけは一人で寝てくれる日が少し出てきました。
その短い時間を使って、まずはセックスを目的にするのではなくて、「今日はちょっと夫婦で一緒に寝てみようか」というところから戻しました。
その流れでセックスまでできることもあります。
もちろん、毎回上手くいくわけではなく、子どもが起きたらそこで終了、もしくは中断です。
産後は「場所がない」だけじゃなくて、子どもの月齢、寝かしつけ、夜泣き、親の疲れが全部重なります。
だから、「セックスをゴールにする」と苦しくなると思います。
私達の場合は、まずは二人だけで過ごせる短い時間を作ること、そのために少し前から気持ちを伝えておくことが大事でした。
完璧に条件が整うのを待つより、「今日は二人で少し話せた」「一緒に寝られた」くらいから始めるほうが、現実的だと思います。
あとは日頃からキスやハグなどのスキンシップをしておくことも大切だと思います。
スキンシップ0の状態からセックスに至るよりは、普段のベースがあった上でパートナーに「あれ、今日いつもよりくっついてくるな?」と察してもらえると確率が上がるかもしれません。
編集部からの回答
福田 眞央 TENGAヘルスケア社員
保健体育科教員として勤めた後に大学院に入り、ジェンダー学・性教育を専攻。2021年からTENGAヘルスケアに携わり、10代向け性教育WEBメディア「セイシル」を担当。
関連記事を見る同僚の話をきっかけに、寝室を分けてみた
私も1歳の子どもがいて、少し前まではまさに相談者さんと同じ「川の字睡眠」でした。
赤ちゃんの位置をどう変えても、赤ちゃんの安全を確保した上で、夫婦の時間を持つのって本当に難しいですよね。
出産前は夫婦でセミダブルに寝ていて、それで十分だったんです。
出産後にダブルベッドへ買い替えたんですが、赤ちゃんって小さいのに、安全に寝るには思った以上にスペースが必要なんですよね。
これは私も、実際に子どもが生まれて初めて気づきました。
最初は、狭くても家族3人で寝るのが幸せで、そのまま川の字を続けていました。
でも、川の字は夫とほとんど触れ合えない寂しさもあったし、布団の取り合いや赤ちゃんの安全、お互いの睡眠の質を考えて、同僚(上記の青柳さん)のアドバイスに背中を押され、寝室を分ける決断をしました。
夫には別室用のマットレスを買い、私は子どもとダブルベッドのまま。
寂しさを紛らわせるために、自分のベッドカバーを好きな柄に変えたり、羽毛布団を新調したりして、気分が上がる工夫もしました。
すると、自分好みのベッドで赤ちゃんと広々眠れる快適さのほうが大きくなって、寂しさは少しずつ薄れていきました。
セックスの話から逸れましたが、これはこれで大切です。
夫の部屋で二人で過ごす時間が作れるように
寝室を分けたことで、子どもを寝かしつけたあと、夫の部屋で一緒に過ごす時間が作れるようになりました。
隣の部屋なので、子どもが泣いたらすぐ戻れます。
うちの子は今のところ毎晩泣くわけではないので、これによって二人の時間・空間が取れるようになりました。
まだセックスには至っていませんが、無理に進めるのではなく、少しずつ距離を縮めていくことが大切だと感じていて、今はそのステップを踏んでいるところです。
もちろん、たまに寂しくなることはあります。
でも、ずっとこの先も別室と決まったわけではありません。
たまに前みたいに3人で寝る日もあるし、夫が子どもと一緒に寝落ちしている日には、私が隙間に入り込むこともあります。
子どももずっと一緒に寝るわけではないし、また夫婦二人で寝る日も来ると思っています。
なので、もし家の中にもう一つ空間をつくれるなら、寝室を分けるのもひとつの方法です。
普段の寂しさはあっても、セックスレスが解決するような、うまくいくケースはあるので、勇気を出して試してみる価値はあると思います。
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自宅のベッドでするものという思い込みを外してみて
子供が生まれると生活スタイルがまるごと変わるので、セックスの環境が産前と同じでなくて当然です。
「産後ずっとレスになってしまった」という声はご相談でもよく聞きます。
「きっかけも場所もない」というお気持ちは、まさに私も3歳育児の真っ最中なので、よくわかります。
まず、「セックスは自宅のベッドでするもの」という思い込みを少し外してみてください。
お子さんを寝かしつけた後、リビングやバスルームなど別の部屋に移動して二人の時間をもつカップルは少なくありません。
挿入行為にこだわらず、キスや愛撫を楽しむところからゆっくり再開する選択肢もあります。
寝室を分けるならあくまで一時的がおすすめ
寝室を分ける場合は、パパが別室でぐっすり眠れる環境に慣れすぎてしまい、元に戻しにくくなるケースがあるので注意が必要です。
寝かしつけや夜泣き対応が自然とママの担当になることで、育児負担の不満に繋がることも。
もし試すなら「あくまで一時的」と最初から期間を決めておくとよいでしょう。
保育園の登園後に、ふたりとも午前休を取って自宅でゆっくりブランチ&セックス、というカップルもいます。
または親族やベビーシッター、一時預かりを利用して、ランチデートついでにホテルに寄るという方法も。
夫婦の時間が関係を長持ちさせる秘訣にも
「子どもを預けてまで…」と罪悪感を感じるタイプの方には向きませんが、「夫婦の時間も家族の土台になる」と考えられるカップルには、これが関係を長持ちさせる秘訣になっています。
場所の問題と同時に、「したいけど言い出せない」というきっかけの問題も大きいので、「今夜、子どもが寝たらリビングで話したいことがある」くらいの一言から始めるのもおすすめです。