チンカスを減らすには?
今回のお悩み
彼女にフェラをしてもらっていた時に「ちゃんと洗ってる?」と聞かれて、「汚い」と思われたのではないかとショックでした…。
白いカスのようなものが結構ついていて、いわゆるチンカスだと思います。
毎日ちゃんと洗っているつもりですが、正しいケアができていないのでしょうか?
どうすれば減らせますか?病気の可能性もありますか?ちなみに包茎です。
(27歳男性)
専門家からの回答
編集部からの回答
佐藤 龍雲(雅信) TENGAヘルスケア 取締役
大学時代に包茎手術で性感帯を失い膣内射精障害に。2005年TENGA入社。2016年TENGAヘルスケア設立。座右の銘は、皮は剥いても切られるな。2024年インド仏教に入門。
関連記事を見る清潔にしておくのは大事な思いやり
彼女にそう言われると、かなり心に刺さりますよね。
でもまず、「チンカスがある=自分が汚い人間」ということではありません。
チンカスもまた、皮脂や古い皮膚が混ざった、身体の自然な営みの一部です。
それを過剰に「不浄だ」「恥ずかしい」と捉え、必要以上に苦しんでいる人も少なくないと思います。
とはいえ、セックスに臨むうえで清潔にしておくのは大事な思いやりです。
かく言う私もその昔、包皮を切除する前は、チンカスに悩む「チンカス王子」の一人でした。
不衛生に思われるのが怖い。
その気持ちは、非常によくわかります。
包茎の場合は内側に汚れが残っていることも
包茎の場合、包皮の内側はどうしても蒸れやすく、垢や皮脂がたまりやすい場所です。
「毎日洗っているつもり」でも、表面を流しているだけで、内側の汚れが残っていることがあります。
たとえば、背中などの皮膚にたまった垢も、アカスリでこするとよく取れますよね。
それと同じように、包皮の内側にも、軽く洗っただけでは落ちきらない汚れが残っていることがあります。
陰嚢(いんのう)、いわゆる金玉の皮膚を指で軽くこすってみると、人によっては垢のようなものが出ることがありますが、それに近いことが包皮の内側でも起きているかもしれません。
なので入浴時に、包皮をむける範囲でむいて、ぬるま湯でやさしく、でも少し丁寧に洗ってみてください。
軽くなでるだけでなく、皮膚を傷つけない範囲でこすり洗いすると、普段落としきれていなかった汚れがポロポロ出てくることもあります。
洗ったあとはよくすすぎ、乾かして、包皮は元に戻してください。
ただし、ここで「清潔への執着」が強くなりすぎると、今度は洗いすぎで皮膚を荒らします。
毎日がいいのか、2日に1回でいいのかは、垢の出方と肌の弱さを見ながら調整してください。
大事なのは、清潔と刺激しすぎないことの両立です。
蒸れ対策としてアイテムを使うのも◎
もう一つ、蒸れ対策として、包皮をむいた状態で保つ専用テープや、フィルムドレッシング(医療や介護用の防水フィルム)を使う方法もあります。
しばらく試して、チンカスやにおいがどう変わるか観察してみるのも一案です。
ただし、きつく巻くのは絶対NG。
痛み、腫れ、しびれ、赤みが出たらすぐ外してください。
また、性行為前にシャワーを浴びる習慣を作るだけでも、相手への安心感はかなり変わります。
ただし症状が強い、むけない、痛い、臭いが強い場合は、恥ずかしがらず泌尿器科へ。
身体のことは、一人でモヤモヤしすぎないことも大事です。
編集部からの回答
福田 眞央 TENGAヘルスケア社員
保健体育科教員として勤めた後に大学院に入り、ジェンダー学・性教育を専攻。2021年からTENGAヘルスケアに携わり、10代向け性教育WEBメディア「セイシル」を担当。
関連記事を見るチンカスへの女性視点のホンネ
ちゃんと洗っているつもりなのに指摘されると、恥ずかしいし落ち込みますよね。
ただ、フェラチオは顔とペニスの距離が近く、臭いや見た目に敏感になるのも無理はないと思います。
彼女も「どう伝えたらいいか分からないけど、口に入れるものだし、気になってしまった」という気持ちだったのかもしれません。
また、「もしかして病気かも」と不安に感じている可能性もあります。
セックスも含めコミュニケーションで大切なのは、お互いが無理なく心地よく関われること。
パートナーには(もちろんあなたにも)、不安や不満があれば無理せず断る権利があるので、それも大切にしてあげてください。
彼女に安心してもらうためのケアと伝え方
もし彼女にあなたの体を心地よく感じてほしいのであれば、彼女が清潔だと安心できるまでケアすることが大切です。
洗い方に不安がある場合は、福元先生や佐藤さんの解説を参考にしながら、「こうやって洗ってみたよ」と共有してみるのもいいと思います。
ボディーソープだと刺激が強いため、デリケートゾーン専用のソープを使用するのがおすすめです。
お風呂場に置いておくだけで、パートナーへの思いやりが感じられ、安心に繋がるかもしれません。
また、関係性によっては、一緒にお風呂に入って洗い合うなど、前戯やコミュニケーションの一つとしてケアを取り入れる手もあります。
言葉で説明するよりも、お互いに気まずくならずに伝えやすくなるでしょう。
チンカスは包茎の方だと特にたまりやすく、適切にケアしていても、時間がたてば多少付着することがあります。
完全に出ない状態を保ち続けるのは難しく、付着しているからといって、必ずしも洗い方が悪いとは限りません。
性行為の前に気になる場合は、シャワーで軽く洗い流したり、低刺激のデリケートゾーン用シートなどで優しく拭き取ったりして対応するのもよいでしょう。
今回のことをきっかけに、お互いに安心できる状態と関係を一緒に作っていけるといいですね。
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チンカスは不潔でなくても出るもの
チンカス(恥垢)とは、皮脂や古い皮膚細胞、汗などが混ざったもので、誰にでも生理的に分泌されるものです。
不潔だから出る、というわけではないので安心してください。
包茎の場合は亀頭が包皮で覆われているため、恥垢が外に排出されにくく、内部にたまりやすくなります。
また蒸れやすい環境のため、雑菌が増えてにおいが強くなることもあります。
これは構造的な特徴であり、洗い方が悪いから増えるわけではありません。
包茎の適切な洗い方
適切な洗い方は入浴時にお湯の中で包皮を根元まで優しくめくり亀頭の溝(冠状溝)を指の腹で丁寧に洗ってください。
その際は低刺激の石鹸を少量使い、しっかりすすいだあとはしっかり乾かす。
そして乾いたら包皮めくったままにせず、元の位置に戻してください。
頻度は1日1回で十分です。
ゴシゴシ洗いすぎると皮膚が傷つき、逆に分泌物やにおいが増える原因になります。
石鹸の使いすぎや過度な洗浄は避けてください。
以下の症状がある場合は泌尿器科への受診をおすすめします。
これらがなければ、生理的な現象と考えて問題ありませんが、気になる方は一度泌尿器科で相談してみてください。