セックス2回戦 できない

セックスで2回戦をしたいけど、どうしたらいい?

2026-06-04

今回のお悩み

パートナーとセックスをすると、1回で終わってしまうことが多いです。
本当はもう少しイチャイチャしたり、2回戦みたいな感じで続けたい気持ちはあるのですが、終わったあとは賢者タイムになり、うまく勃起しなくなります。

時間を空ければ回復するのですが、そのころにはお互い眠くなってしまって…。
年齢の問題なのか、体質なのかもよくわかりません。

また、パートナーからも時々「もっとしたいな」と言われることもあり、満足させられていないかもと不安です。世の中には「何回もできる」という話も聞くので、少し自信がなくなっています。
2回戦って、みんな普通にできるものなのでしょうか?コツや回復を早くする方法などあるのでしょうか。(26歳男性)

専門家からの回答

協力者:森林原人

森林 原人 AV男優

日本で最も活躍するAV男優の一人。出演本数2万本以上。最難関国立中高一貫男子校を卒業してAV業界に進んだ異例の経歴を持つ。最近は出演業を減らし、性愛に関わる事象の経験、研究、考察を通して、その本質を再定義、発信することに注力している。

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「もっとしたい」は満足度が高かったから

パートナーが「もっとしたいな」と言うのは、物足りないからじゃなく、あなたとのセックスが美味しかったからです。

「腹八分目が体に良い」とはよく言ったもので、もう少し食べたい位が1番良いのです。もう食べれないという位お腹いっぱいにして、テーブルの上に料理が残っているのがもてなしのマナーだとされる文化もありますが、それでは与え過ぎです。

滅多にない機会だとか、はるばる遠くからやってきたとかだったら過剰なほど振舞い、それを思い出にするのもいいかもしれません。一方、定期的に、継続的に続く間柄は、与えすぎて、飽きられないようにしなければなりません。人間の体とはそういうものです。

一時的な大いなる満足は幸福なようで、長い目で見ると、幸福迷子になっていることが多々あります。

セックスでの「豊かさ」とは求め続けられる関係性

マクドナルドのCMで、豊かさとは「無駄に使った時間の多さである」と叫ばれてますが、豊かさとは「過ぎないこと」でもあります。与えすぎないこと、受け取りすぎないこと。

では、セックスにおける豊かさとは?

それは一時的な快楽、いわゆるオーガズムの大きさや回数ではなく、繰り返し求め、求められる関係を築いていけることです。刺激で高まるのではなく、深まる関係で感じるのです。

刺激は強さを求め、耐性を生みます。なので満足に辿り着けません。

関係は、深まると代わりがきかなくなります。最終的には存在で悦べます。

通いたくなるお店にある「何度も食べたい味」って最高じゃないですか。「今日はもうちょっと食べたいからおかわりしようかな」と思っても、「もう材料がないから売り切れなんです」って言われた時には、「じゃあまたすぐ来るわ」ってなりますよね。その「また」とは、その日でしょうか?違いますよね。最低でも一晩は越えますよね。

彼女は物足りないのではなく、喜んでいるんだと思い直してください。

自信を取り戻せたでしょうか。調子に乗らないようにはして欲しいのですが、自分を卑下することないです。それではチンポまで萎縮していきます。

2回戦はドーパミンではなくオキシトシン的悦びを

この先はもう少し実践的なアドバイスをしていきます。

セックスの時には脳内ホルモンがいろいろ出てきます。男性の射精に向けて増えるのがドーパミンで、射精後すぐにそれを抑制するプロラクチンというホルモンが分泌されることで、賢者タイムがやってくると言われています。科学的に確定しているわけではないのですが、意思でコントロールできないものなので、体内で何かしらの抑制や切り替えが自律的に起きているのでしょう。

賢者タイムがやってくることで、あなたは2回戦ができないわけですが、「イチャイチャすることまでできない」のは別の話です。勃起には「性的快感を受け取るモード」になっている必要がありますが、イチャイチャだけでしたらそこまでの変化がなくても大丈夫です。具体的に言えば、ドーパミン的興奮ではなく、オキシトシン的悦びを感じ取れるようになれば良いのです。

僕の経験からすると、射精に向けて激しい動きをすればするほどドーパミンが出て、ゆったりとした動きで射精に至った時ほどオキシトシンの割合が多い気がします。この二つは気持ち良さの質が違います。脳天に突き抜ける感じがドーパミン。溶け合い染み込んでくるのがオキシトシン。

オキシトシンの時は、プロラクチンが出ても体の喜びが抑制される事はなく、賢者タイムがやってきません。私の場合、20代や30代の頃に比べると40代の今、勃起の維持力、回復力は当然弱くなっているのですが、「相手とずっとくっついていたい」という気持ちは増しています。今は断然オキシトシン派です。

オキシトシンを増やすには目を見て心地よさを伝え合う

オキシトシンを増やすセックスをするポイントは、挿入するまでにゆっくりと時間をかけること。目を見て感情や感覚を伝え合うこと。気持ちいいキスを長くすること。激しい動きをしないこと。刺激で相手を気持ち良くしようとするのではなく、相手が心地良いと思う刺激を一定のリズム、一定の強さでしばらく続けること。

これらを含むのを、コース料理セックスと呼びます。

コース料理セックスで、満足度をさらに高めましょう

和食だろうが、洋食だろうがコース料理は大体2時間で、出てくる量が決まってます。料理全部がいっぺんに出たら、すぐにお腹がいっぱいになって美味しくないですが、お腹がいっぱいにならない量がちょびっとずつ出てくることで、最終的に満足できるものです。さらに食べている時間だけではなく、待つ間、話す時間、食器や空間を味わう感覚までが美味しさを生み出しています

これからも美味しいセックスをパートナーの方に振る舞ってください。あなたはグッドシェフになれる人です。

専門家からの回答

OliviAさんプロフィール

OliviA ラブライフアドバイザー

大学時代よりセクシュアリティ研究に携わり、20年以上・5,000組超のカップルを支援。日本・台湾で書籍出版、メディア出演多数。セックスレス・性交痛・オーガズムなど「愛はあるのにうまくいかない」関係の再構築を専門とし、独自メソッド「LOVEもみ」を提唱。著書・講座・カウンセリングで、ふたりの「もっと分かり合いたい」を一緒に叶えている。 https://olivia-catmint.com

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射精後に眠くなるのは普通のこと

まず安心してほしいのですが、射精後に眠くなるのも、すぐに勃起しにくくなるのも、ごく普通のことです。

26歳なのに特別おかしい、ということはありません。
個人差が大きい話ですし、仕事の疲労が重なっていれば体が休息を求めるのは自然な反応です。

「何回もできる」という話と自分を比較するのはあまりお勧めしません
比較しても自信をなくすだけで、かえってパフォーマンスに悪影響が出ることもあります。

少し発想を変えてみると楽になるかもしれません。

回数ではなく「気持ちよくなりたい」「求められたい」の表れかも

パートナーの「もっとしたい」という言葉は、挿入・射精の回数を増やしてほしいというより、「もっと満足したい」「もっと気持ちよくなりたい」という意味のことが多いです。

愛情確認として「求められたい」という気持ちの表れである場合も。
だとすれば、2回戦にこだわるより1回の行為の密度を上げることにエネルギーを向けた方が、お互いの満足度は高くなります。

後戯をゆっくりと過ごすのもおすすめ

勃起は副交感神経が優位なリラックス状態のときに起こりやすく、射精時は逆に交感神経が活性化した状態です。

「もう一回しなきゃ」と焦ると体はさらに緊張します。

射精後はいったん後戯として、お風呂に一緒に入ったり体に触れ続けたりしながらゆっくり過ごす

2回戦ありきではなく「続きの時間」として捉えてみると、気持ちも体も楽になるはずです。

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