セフレから彼女になりたい
今回のお悩み
私には、半年くらい体の関係が続いている男性がいます。
会えばご飯には行きますが、その後は彼の家でセックスをして解散するだけで、付き合っているとは言えない関係です。
でも私は、本当はきちんと恋人として付き合いたいと思っています。
自分はセフレ止まりなのか、それともセフレから彼女になれる可能性があるのか分からず、彼の言動が本命のサインなのか気になってしまいます。
彼のことが好きなので、離れるのは正直きついです。
セフレから彼女になれる方法があれば教えてください。
(20代女性)
専門家からの回答
森林 原人 AV男優
日本で最も活躍するAV男優の一人。出演本数2万本以上。最難関国立中高一貫男子校を卒業してAV業界に進んだ異例の経歴を持つ。最近は出演業を減らし、性愛に関わる事象の経験、研究、考察を通して、その本質を再定義、発信することに注力している。
関連記事を見る編集部からの回答
福田 眞央 TENGAヘルスケア社員
保健体育科教員として勤めた後に大学院に入り、ジェンダー学・性教育を専攻。2021年からTENGAヘルスケアに携わり、10代向け性教育WEBメディア「セイシル」を担当。
関連記事を見る私も20代の頃、あなたと同じように「セフレから彼女になりたい」と悩んだことが何度かありました。
結果的に、彼女になれた関係もあれば、なれずに終わった関係もあります。
その両方を経験してわかったことをお伝えします。
少しでも参考になれば嬉しいです。
正直、「方法」や「テクニック」だけで付き合えるかどうかには限界があると思います。
大事なのは、相手を変えようとすることよりも、自分の立ち位置をどう変えるかだと感じました。
私がセフレから彼女になれた3つの方法
私が実際に「彼女」になれたときにやっていたことは、次の3つです。
① 都合のいい関係を自分からやめた
会えばセックスだけをして終わる、という関係をやめました。
セックスに加えて、
- 夜ご飯を一緒に作って過ごす
- 映画に行ってから家に帰る
- 休日は朝活やモーニングに行く
など、自分の要望も叶えてもらう提案をして、セックス以外でも私と一緒にいたいと思わせることを意識していました。
② 期待を隠さなかった
「今はこの関係が楽だからいいけど、将来的にはちゃんと付き合う関係じゃないと続けられないかも」
こんなふうに、責める言い方はせず、自分の希望をやんわり何度か伝えました。
③ 失う覚悟を持った
正直、離れる可能性も覚悟していました。
私の場合、その覚悟を持つために「次の相手を探す」ことをしていました。
付き合っていないことを逆にメリットと捉えて、出会いの場に行ってみるのも一つの方法だと思います。
結果的にその姿勢が、相手に焦りを生み、「失いたくない存在かもしれない」と意識させたのかもしれません。
彼女になれなかったときに分かったこと
一方で、うまくいかなかった関係には共通点もありました。
- セックスが関係の中心になり続けていた
- 自分の本音を言えずに我慢していた
- 「そのうち彼が変わるかも」と期待し続けていた
この状態では、どれだけ頑張っても相手の中での立ち位置は変わりませんでした。
特に、結婚や恋人関係を望んでいない相手は、最初から恋人にする気がないことも多いと感じました。(既婚者に注意!)
セフレという関係自体が悪いわけではありません。
なので、「こんなに尽くしているのに、なぜ恋人にしてくれないの?」と相手を責めるのは少し違うと思います。
セフレから彼女になるために、一番大切なこと
「セフレから彼女になる方法」は、彼にもっと好かれるための行動だけではありません。
一番は、自分がどう扱われたいのかをはっきりさせて、それに合わない関係なら手放す覚悟を持つこと。
つらい選択ではありますが、私の場合は曖昧な関係に耐え続けるより、自分の気持ちを大切にした方が、結果的に後悔は少なかったです。
あなたが選ぶ道が、「自分をすり減らさない選択」になりますように!
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恋人になる可能性のポイントは、次の約束があるか
セフレと恋人を見極める際に、参考にしてほしいのは、Hしてバイバイするときに、次に会う約束が決まっているかどうかです。
食事があるとか、彼の自宅でするとか、そういったのは彼の経済的・時間的・精神的余裕に左右されるので、あなたに対する気持ちとは切り離せます。
ですが、次に会う約束をするというのは特別な意味を持ちます。
約束は、互いの時間を与え合うことになります。
セフレ止まりの場合、会う約束は、どちらかがムラムラしたタイミングで取り付けるものです。
先に会う約束をしておいて、そのタイミングでムラムラしなかったら、会う意味がなく時間の無駄になります。
一方で、ムラムラしていなくても会いたいと思う場合は、性的な部分以外にも魅力を感じたり、2人で過ごす時間を楽しんでいます。
どうでしょうか、次はいついつに会おうねと約束を彼はしてくれますか?
付き合うとは決定権や優先権を与え合うこと
ここで一度、恋人関係、つまり付き合っているということが、どういうことなのかを定義しておきます。
身体と心の決定権、もしくは優先権をお互いに与え合っているのが付き合うということです。
これが社会的に明確になっているのが結婚で、口約束なのが恋人です。
結婚は社会的制度になっているので、相手が脳死状態になった時に、どういう治療をするかとか、財産をどうするかといった重要事項の決定をお互いにすることが認められています。
口約束の恋人関係では、2人の間でしか成立していない約束なので、何かあった時に、お互いの体や所有物に対して関与することができません。
心に関してもそうで、付き合っている相手以外に心が持っていかれること、向かってしまうことを浮気、裏切りと言います。
決定権や優先権の第一位は本人が保持しておくべき
少し話がそれるのですが、相手に与える決定権や優先権が、第一なのか第二なのかの違いは2人の関係を考える上で重要なところです。
第一を自分自身で持っているのか、相手に与えてしまうのかでは、自己決定権を持っているのか、手放すのかという違いになります。
端的に言えば、相手の所有物にまでなるのかどうかです。
他者を所有物にできると思い込んでいる人と付き合うのは苦しく必ず破綻しますから注意してください。
自分の身体と心の第一決定権や優先権は、どんなことがあっても自分で持っていてください。
では、話を元に戻して、今回の相談への具体的なアドバイスをしていきます。
次の約束があれば恋人になる可能性大
もしも、次の約束がある場合は、恋人関係に変化していく可能性が大いにあります。
ただし焦りは禁物です。
彼は、明確な恋人関係になることを現時点では望んでいないです。
男性は、好きな相手を恋人にしたい場合、明確な態度を取ります。
それがないのは、決定権や優先権をあなたに渡すことをためらっている、もしくはあなたの決定権や優先権を受け取ることを良しとしていない、つまり、責任ある立場になることが嫌なのです。
回避型、逃げ癖のある男性でしょう。
この手のタイプには、あなたが逃げ場所になるように持っていけるといいです。
誰よりも彼のことをわかっている。誰よりも味方でいるよ。と思わせます。
スピリチュアルを受け入れる人だったら、運命的な導きのような言い方を。
理知的な人だったら、よく話を聞き、感心し、すごい能力がある、応援している、素晴らしいと思う、みたいに褒めて伸ばす言い方を。
セックス以外の部分でも、居心地の良さを感じてもらいましょう。
セックスの相手に代わりはいますが、それ以外のところで感じた心地よさはなかなか代わりにがいませんから、彼にとってあなたの存在がどんどん大きくなります。
次の約束がないなら他にも相手がいると伝えてみる
次の約束がない場合は、あなたに他にも相手がいることを明確にしましょう。
相手の所有欲をくすぐります。
ただし、他の男性と比較して精神的に傷つけるとすねたりいじけたりして尾を引く可能性がありますので、こういう言い方をしてください。
「あなたとするようになってセックスの気持ち良さが初めて本当にわかった。他の人でもそうなるのか試してみたくなってる」これだと角が立ちません。
で、実際に、他の人ともしてみてください。
恋人になりたい位好きじゃなくても、体が気持ち良くなることがあるんだと知ることで、愛とセックスをセットにしないでいられます。
愛とセックスを分けて考えられると、あなた自身が相手に望んでいることが、愛(恋人)なのかセックス(セフレ)なのかがより明確になります。
セットにする考えしか持てないと、もし愛よりもセックスが大きかった場合でも、互いの第一決定権と優先権を欲しがるようになり、不倫でくっつき、不倫されて終わるみたいなパターンになります。
以上が僕の回答になります。
もしかしたらベッド上でのテクニックを知りたいと思ったのかもしれませんが、そういうのはネット上にいくらでもありますので、自分ができそうなものからいろいろ試してみてください。
でも、本質が何であるかを見誤らないようにしてくださいね。